遥か未来、ガドルと呼ばれる生命体が突如出現し、人類の脅威となった。生き残った最後の人類は、巨大移動要塞デカダンスの下層地区「タンク」に閉じこもる。上層部に住むギアは戦闘集団「パワー」の戦士として外へ出撃するが、ほとんどのタンカーは後方支援に甘んじ、ガドルの肉を解体し防衛を強化する日々を送っていた。ナツメは前線に行くことを望む者の一人。義手の右腕にもめげず、戦闘に参加する数少ないタンカー兵士になることを目指す。
しかし、孤児院の仲間たちが次々と仕事の割り当てを受ける中、ナツメのパワーへの入隊は認められない。そんな折、彼女は頑固で無関心なカブラギが率いる装甲修理チームの清掃員として働き始める。カブラギは表向き以上の何かを隠しているようだった。当初は理想主義的な部下に冷たくあたった彼だが、やがて彼女の中に世界の現状を覆す可能性を見出す。ナツメの新たな指導者として、カブラギは彼女を「システムを変えるバグ」という特別で唯一無二の役割へと導いていく。
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