阮章競の原作に基づいてアレンジ。
昔、海辺に勤勉な若者が住んでいて、毎日漁に出ていた。ある日、朝から晩まで一匹も魚が獲れず、金色の巻貝だけを獲った。若者は巻貝を家に持ち帰り、そっと水槽に入れた。実はこの巻貝は、青い海の仙女・巻貝娘が変身したものだった。彼女は珊瑚島で毎日、若者が船を漕ぎ、漁をし、歌を歌う姿を見て、心から憧れを抱いていた。そこでわざと若者に自分を引き上げさせ、人間界に連れて行ってもらい、美しい娘に変身して、毎日若者のためにご飯を炊き、服を縫うのを手伝った。二人は心通わせる友となり、共に働き、共に歌った。
三年が経ち、巻貝の母である海神娘娘はついに娘の居場所を知った。彼女は、娘が人間界で貧しい漁師と一緒に暮らすことが、珊瑚島で暮らすよりも幸せだとは信じられなかった。そこで、巻貝に夜明け前に仙島に戻るよう命じ、さもなければ人間界を水没させると言い渡した。この知らせを聞いた若者は、命の危険も顧みず、暴風と大波を冒して三度仙島に乗り込み、海神娘娘に理を説いた。海神娘娘がどんなに脅しても、懐柔しようとしても、若者は決して心を動かさなかった。ついに海神娘娘は若者の誠実さと勇敢さに心を打たれ、娘が永遠に若者と共に生きることを許した。
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