「機巧魔術」――それは機械人形に生命と知性を与える魔術。その発展と共に設立された〈ワルプルギス王立機巧学院〉は、世界中の軍隊が機巧魔術を兵器として採用し始めた時代において、人形使いとなる者たちを育成する機関であった。
入学試験に見事に失敗した赤羽雷真と、彼の人型自動人形〈夜々〉は、学院の頂点に立つ者にのみ与えられる称号〈魔術師(ワイズマン)〉、そして強力な禁呪へのアクセス権が懸けられた人形使いたちの覇権争い〈夜会〉への参加権を得るため、学院上位百名の一人を倒すことを命じられる。
こうして雷真はシャルロット・ブレオとその自動人形〈ジークモンド〉に決闘を挑むが、開始前にジークモンドが何者かの襲撃を受ける。襲撃者からシャルロットたちを救った雷真は決闘を中止するが、代わりに夜会への参加資格を得る新たな道を模索せざるを得なくなる。過去の悲劇に駆られ、雷真は夜々と共に頂点を目指し、魔術師の座を賭けて戦い続ける。
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