昔々、ウミヒコとヤマヒコという二人の兄弟がいました。兄のウミヒコは海で魚を獲って暮らし、弟のヤマヒコは山で鳥や獣を狩って暮らしていました。
ある日、ヤマヒコがウミヒコに言いました。「どうだろう、僕の弓矢とお兄さんの釣り道具を交換して、場所を入れ替わってみないか?」しつこくせがまれて、ウミヒコは承知しました。翌日、不慣れな仕事は危険に満ちていました。ウミヒコは腕を傷め、ヤマヒコは釣り針を失くしてしまったのです。ウミヒコは、ヤマヒコの提案が原因で大切な釣り針を失ったことに激怒し、たとえ腕が治っても二度と同じように漁ができなくなりました。ヤマヒコは自分の過ちを正そうと奮闘します。
コメント
コメントするにはログインしてください