アニメタイトル:「人間失格 ディレクターズカット版」
葉蔵は、第二次世界大戦中の日本で、食べるにも着るにも困らない政治家の裕福な家庭に生まれた。病弱な末っ子であり、幼い頃から人情の温もりも冷たさも、表と裏の両方を見てきたため、自分の人生に意味を見出せず、小学生の頃から他人の顔色を伺い、笑顔を引き出すことを覚えた。彼は優れた画家になりたかったが、政治家である父親に完全に否定された。大人になるにつれ、さらに人生に意味を感じられなくなり、悪友と出会っては二人で革命団体に参加したり、酒色に溺れたりする日々を送る。その後、バーの女と心中を図るが、自分だけが生き残り、起訴されそうになる。ついには両親や兄弟さえも彼の人生に意味を見出せず、家族は彼と縁を切った。そこで彼は、一人前の人間として生きようと目覚め、昔の友人に助けを求めるが、かつて彼とバーの女の心中事件を取材した新聞記者の女性に連れ帰られる。彼はその家で、女記者とその娘・茂子を守れる良い男になろうとするが、茂子の「殺人犯」という一言によって追い出されてしまう。その後、純粋で人を信じる少女と出会い結婚するが、妻は葉蔵の漫画を売り出すために編集者と不倫する。これにより彼は人間に完全に失望し、妻が自殺を図った時、睡眠薬を奪い自分が飲み干す。胃洗浄で一命は取り留めたが、病院を脱走した後も、かろうじて息を引きながら死へと向かっていく。
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