パレスチナ人の少女ワディの曾祖父は、戦火の中で故郷を追われ、レバノンへ逃れ、70年もの間、難民キャンプから出られずにいた。三代にわたる子孫たちも、難民キャンプの外へは出られない。曾祖父は待ちわびたが、故郷に帰る日は一向に見えない。自らの命がもう長くないと悟った曾祖父は、故郷の家の鍵を仲の良い曾孫娘に託し、最後の希望を託した。ワディは曾祖父を元気づけるため、難民キャンプのあちこちで希望を探し求め、痛ましい歴史の中から幾世代にもわたる記憶を拾い集め、自らのルーツを見つけていく。かつて難民キャンプに住んでいたノルウェー人監督が、2D、3Dストップモーションアニメと実写を融合させ、難民たちの人生の物語を語り、暗闇の中で一筋の光を灯す。
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