姉猫は重い病に伏せており、魂は死神に連れ去られようとしていた。弟猫は必死に死神と姉の魂を取り合い、苦労の末にようやく半分だけ取り戻した。姉は死から蘇ったものの、目を開けた彼女はぼんやりと呆けた様子になってしまった。姉弟猫はもともと母に頼まれて市場で豆腐を買いに行くはずだったが、いつの間にか姉のもう半分の魂を探す旅へと足を踏み入れていた。
不気味な旅路には、血生臭さと暴力がつきものだったが、温かさや生き生きとした趣も少なくなかった。彼らはサーカス団の不思議な魔術師に出会い、大海を渡り、砂漠を歩き、大邸宅の奇妙な主人と巡り合い、猫の断片を縫い合わせる女や、気まぐれに時間を弄ぶ子供っぽい神さえも目にした。そしてついに、姉を救う四つ葉の花を見つけるのであった。
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