地上の人々には見えない、天空の世界「ヘヴンズ」。それは神のような存在たちの魔法によって浮かぶ、島々の王国群である。彼らの魔法を支えるのは「アクト」と呼ばれる謎のエネルギー源だが、その力は急速に枯渇しつつあった。このエネルギー危機に対し、ヘヴンズのほとんどの王国は、自らを維持する最低限のアクト使用で合意する。しかし、魔法王国だけは例外だった。その王、魔法王ムントは、予言者が示した「地上にいる謎の少女」と出会えば、アクトを補充できると信じていた。ムントが危険な旅に出る中、他の王国は魔法王国を滅ぼし、残るアクトを奪おうと画策する。
地上では、ヒダカ・ユメミが彼女自身の悩みを抱えていた。彼女には、誰にも見えない浮遊島が空に見えるのだ。親友のオノ・イチコは信じてくれるが、ユメミは自分がおかしくなったのではないかと疑っていた。そんな彼女の前に突然現れたムントを、ユメミは単なる幻覚と一蹴する。彼女がより心配していたのは、13歳の友人イマムラ・スズメが、不良の彼氏と駆け落ちしようとしていることだった。魔法王国が空から墜落する寸前に迫る中、ムントのヘヴンズと地上の両方を救うための旅は、ますます絶望的なものになっていく。
[Written by MAL Rewrite]
コメント
コメントするにはログインしてください