もも子は心身に障害があり、特別支援学校に通うことになった。毎朝、双子の兄の阿力と一緒に普通の学校へ行けないことがもも子を落ち込ませる。そんな時、家族はもも子の大好きな「かえるの歌」を歌って、彼女の気持ちを落ち着かせようとする。
ある日、体育の授業で、もも子が大声で兄の阿力を応援したおかげで、阿力のドッジボールチームは見事に勝利を収めた。一方、龍二のチームは敗北を喫し、悔しさのあまり、阿力に「あのバカ妹」を二度と学校に連れてくるなと要求する。ついに我慢の限界に達した阿力は、龍二を激しく殴りつけた。
一年後、阿力の学校でインクルーシブ教育の試行プログラムが実施され、もも子はついに兄の学校に通えることになった。
しかし、不幸なことに、もも子の健康状態が悪化し、入院することになる。兄ともも子のクラスメイトたちは、彼女を励まそうと、リレー競走で優勝することを目標に掲げる。そうすれば、その嬉しい知らせをもも子に伝えられるからだ。
だが、一番足の速い龍二が、頑なに彼らのリレーチームへの参加を拒否し続けていた…。
童話「私の妹・もも子」を原作に、書籍の発売以来話題を呼び続け、日本の特別支援学校の教師たちはこの作品を活用し、生徒たちに障害のある人々の現実を実体験させている。
もも子は強情で無邪気な女の子。身体に障害があっても、あらゆるものに対して豊かな情熱を抱いている。彼女の兄・阿力は、善良で純真な心で、もも子が病と闘う決意と勇気を支え続ける。本作は、障害のある人とない人が共に生きる上での問題や、障害のある家族が直面する困難を繊細に描くと同時に、生活の中に溢れる感動的な喜びや悲しみも描き出している。
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