スラントニア国王より正式に聖女として任命された高階聖。異世界から召喚され、王国を救うべく奮闘してきた彼女だが、長きに渡る魔物との戦いが終わりを告げ、ようやく一息つくことができた。聖は薬用植物研究所での研究生活を再開する。第三騎士団長アルベルト・ホークとの関係も次第に深まっていくが、聖の独身貴族という立場は他の男性たちの注目を集め、アルベルトをやきもきさせる。
さらに遠方のザイデラ帝国から、多くの皇子の一人である天祐が、スラントニア王国とその強力な回復薬に興味を示し訪れる。聖の正体は国家機密であるため、天祐が研究所の視察を終え帰国するまで、彼女は王宮で身を潜めねばならない。しかし、その地味な風貌とは裏腹に、異国の皇子は決して無知ではなかった。彼がスラントニアを訪れたのには明確な理由があり、聖の特異な能力こそが、彼の難解な研究への答えを握っているのかもしれない。
[Written by MAL Rewrite]
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