少年は大自然に憧れるが、家族はそれを心配し、彼は文章の中でしか想像力を駆け巡らせることができない。監督はナターシャ・ゴロヴァノヴァ。彼女は国立映画大学で演技と監督の二つの学位を取得。1971年にソユーズムリトフィルムに入社し、ロシアや東洋の童話に基づいた「ディズニー風」の子供向けアニメを手がける。脚本は夫のウラジーミルが担当。「МАЛЬЧИК КАМ МАЛЬЧИК」は、女性脚本家マーシャ・デネゴとの初合作であり、自身の二人の息子を育てた経験を探求した作品でもある。本作は『猫と道化師』(1988年)と同様に、変形と透視図法を用いた空間転換を多用し、個人(あるいは民族)が自己アイデンティティを求める際の困惑と矛盾を抽象的に描いている。
本作はブルガリアのヴァルナ国際アニメーション映画祭で最優秀児童映画賞を受賞した。
コメント
コメントするにはログインしてください