しかし彼が驚いたことに
ロボットはまだ動いていた
必死に言葉を発しようとし
少年に手を伸ばした
それは懇願し、哀願した
「どうか魂をください」
そして一瞬の迷いもなく
少年は自分の魂を与えることに同意した
友も家族もいない彼は
自分が必要とされていないと感じていた
それを聞いた時
ロボットはある記憶を思い出した
遥か昔
優しさからロボットに魂を与えた少年がいた
しかし彼が甘く見ていた
代償を
あまりにも高く支払うことになった
彼は家族に会いに家に帰った
失った我が子を悲しむ家族は
彼を追い払った
彼らは彼が
息子を奪ったロボットだと思ったからだ
やがて少年は自分の機械の殻を
憎み嫌うようになった
しかし彼は気づいた
自分がロボットであることに
彼は自分の行ったことを
後悔しながら生きていた
彼は少年の魂を受け取らないと決めた
少年に同じ運命を味わわせたくないからだ
代わりに彼は少年に自分の人形を与え、その代わりにそれを愛してほしいと頼んだ
そして彼は自分の魂が消えていくのを感じた
彼は崩壊していった
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