ジャングルはいつもハレのちグゥ
平凡な少年ハレは、少し無責任な母親・ヴィダと共に熱帯雨林で暮らしている。毎日はバナナを取ったり、ゲームをしたり、学校では居眠り先生とおバカなクラスメートたちと過ごす日々。ある日、ヴィダにバナナを取りに行かされたハレは、奇妙で巨大な影に出会う。「グゥ」という音を聞いた後、辺りは真っ暗に…。道端で目覚めたハレは恐怖に駆られて家に飛び帰り、母親に出来事を話す。当然、この無責任な母親は冗談だと相手にしない。その夜、村の会議の後、ヴィダは可愛い少女・アブを連れて帰ってきた。アブの魅力的な外見と可愛い笑顔に惹かれたハレは、(設定上)両親を失った孤児である彼女を喜んで受け入れる。しかし翌日、アブはまるで別人のように変貌していた。可愛い仮面を脱ぎ捨てたアブは、陰鬱で世を拗ね、少し残酷な性格となり、ハレの好きな小鳥・ヒーを平然と飲み込み、さらにはハレさえも飲み込んでしまう…。アブの胃の中には、超現実的な世界が広がっていた──オレンジ色の空、黄色い海、足が何本もある猫…。ハレの悪夢のような生活が、こうして幕を開けた…。
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