本作は1989年にアカデミー短編アニメ賞にノミネートされた作品である。
孤独な老人が部屋でトロンボーンを吹いていると、「トントン」とドアを叩く音が聞こえた。最初は気に留めなかったが、耐えきれないほど耳をつんざくような音に怒りを覚え、ドアを開けると、意外にも揺りかごに隠れた可愛い子猫が現れた。老人は波浪鼓(ボラングー)を手に、愛情たっぷりに子猫と戯れようとしたが、子猫はうんざりしたように爪を振り回し、波浪鼓を床に叩きつけて壊してしまった。暴力を振るう子猫に我慢できず、老人は子猫をつかんで外に放り出した。しかし子猫は去らず、逆に部屋に飛び込み、老人をさらに落ち込ませる行動を取った。子猫が二度と戻ってこないように、老人は噴飯ものの方法を次々と試したが、子猫は悪夢のように彼にまとわりついて離れなかった。
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