これは私じゃない。
小学六年生の五百川からだは、4年前に両親を亡くし、唯一の肉親である兄と二人で暮らしている。彼女は自分の存在が兄に迷惑をかけていると思い、早く大人になりたいと願っていた。
ある日、からだは兄の阿尋と共に、住んでいる町で偶然阿尋の元カノ・野上椒子に出会う。
二人の関係を知らないからだは、親切心から椒子を海に誘う。
突然大人の姿になったからだと、突然子供に戻った椒子。二人とも混乱しながらも、とりあえず椒子のアパートへ戻ることにしたが、からだは事態を受け入れられず、椒子も苛立ちを募らせる。一方、からだが一晩中帰ってこないことに、阿尋は不安な一夜を過ごす。登校日に学校に来なかったからだを心配したクラスメイトの網野徹允も、彼女の行方を探し始める。
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