10年前、あるトラウマ的な出来事により、江小白は全ての記憶を失った。今では重慶を拠点とする文芸誌『文徴雑誌』第二編集室で研修生として働き、新たな人生の章を始めることに胸を躍らせている。あと2日で試用期間が終わり、正式に編集者としての仕事が始まるのだ。顔がはっきり見えない少女が繰り返し登場する夢のことなど、まったく気に留めていない。
その夜、先輩の一人が、アメリカから帰国し初めての中国語連載小説を発表する気難しい新進作家・佟離を空港まで迎えに行くという任務を江小白に押し付ける。先輩が自分の職務を放棄した罰として、江小白は佟離の新しい担当編集者に任命される。最初はぎくしゃくした関係だったが、佟離はすぐに江小白が高校時代の大切な人物であることに気づく。気づけば運命の歯車は回り始め、江小白は忘れ去られた過去の少女に関する手がかりを少しずつ解き明かしていく。
[Written by MAL Rewrite]
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