中国で広く知られる神話伝説『封神演義』を題材に、少年天子・武王姫発が逆境の中で成長する道のりを描く。武王姫発がゼロから出発し、あらゆる艱難辛苦を乗り越え、ついに人生の頂点に立つ物語である。
殷王朝末期、紂王の暴政により天災と人災が相次ぎ、妖魔が世を乱していた。九尾の狐は伝説の龍吟剣を手に入れるため、西岐国境の龍吟の町で血生臭い騒動を引き起こす。西岐の主・西伯侯姫昌の次男である姫発は民のために害を除き、龍吟剣を手に入れて九尾の狐の一本の尾を斬り落とした。
九尾の狐は尾を斬られた復讐として、妃の蘇妲己に憑依し、宮中に入って紂王を惑わし、西伯侯一家を陥れて西伯侯を羑里城に七年間も幽閉する。姫発は哪吒や雷震子らの助けを得て父を救い出す。
紂王の暴虐は日増しに激しくなり、天の怒りと民の怨みを買い、諸侯たちは連合して姫発を盟主とし、牧野城で紂王の軍と決戦を繰り広げる。姫発は姜子牙の指導のもと、「無我」の境地を悟り、龍吟剣の威力を極限まで発揮して誅仙陣を打ち破り、軍を率いて朝歌城に攻め込む。紂王は自ら火の中に身を投じ、九尾の狐は誅され、ここに周王朝が建国される。
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