地球は長年の破壊により衰退の道を歩み、人類は他の惑星へ移住せざるを得なくなった。再び環境汚染の過ちを繰り返さないため、人類は特殊統治体制(S.D.)を発明し、機械コンピューター「偉大なる母機」によって人類の思想を管理・制御した。特殊統治体制では、子供が14歳になると「成人検査」を受けなければならず、検査によって子供の記憶を洗い流し、その資質に応じて教育局へ送られ再教育を受けた後、成人惑星へ送られる。しかし、「ミュウ」の能力を持つ子供は成人検査を通過できず、検査に合格できないミュウは死刑に処されるため、脱出したミュウたちは居住可能な惑星を探し求める。
ミュウ族の主人公ジョミー・マーキスシンは、成人検査を受ける際、母親の記憶を消されることを拒み、驚異的な超能力を爆発させて検査システム「テラ・ファイブ」に反抗する。最終的に、初代ミュウ族の族長スルザン・ブルーに救われ、ジョミーはミュウ族の集結地である宇宙船「シャングリラ」へ送られる。当初、ジョミーは自分が人間であり、ミュウとは異なると考えていたが、ブルーの過去の苦しい記憶を目の当たりにしたことで、第二代スルザンとなることを受け入れる。
ジョミーがスルザンになった当初、一部のミュウ族から不満の声が上がったが、最終的には認められる。ジョミーはミュウ族を代表して人類に生存権を求め続け、ブルーの願いを継承し、伝説の美しい青い惑星「テラ(地球)」を目指してミュウ族を導く。
ミュウ族は人類との共存を願い、地球への道を探し求めながら、人類に対して絶えず抵抗を続ける。一方、人類はミュウ族を滅ぼすことを望んでいた。なぜなら、人類はミュウ族が強大な超能力を持つことを「羊の群れ」と「狼の群れ」の違い(人類を羊に、ミュウ族を狼に例える)と捉え、両者が共存できないと考えていたからだ。
人類の容赦ない弾圧に直面し、平和を求めるミュウ族は、果たして「人類との共存」という想いを抱き続けることができるのか……?
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