荒れ果てた山と険しい水辺、稲妻が走り雷鳴が轟く。この生命の気配すらない危険な場所で、鎌を手にした死神が楽しげに踊っている。山の上の小さな小屋では、孤独な作家が戦争のような困難な創作に取り組んでいた。彼の筆の下では、人々は繁華な町に暮らし、信仰を持つ者も持たぬ者も、賢い者も愚かな者も、皆思い思いに自由な生活を送っていた。死神は、たとえそれが虚構の繁栄であっても、この光景を見ることを良しとせず、作家の本の中に飛び込み、死の影をそこに満たした。本の中では、人々は病に苦しめられ、飢えた死者が地面を埋め尽くし、明日をも知れぬ生活を送り、町中が十軒に九軒まで空き家となった。
死神が残忍な笑みを浮かべてその絶大な威力を誇示しているまさにその時、一筋の五彩の輝きが彼の注意を引いた。少年魔法使いがその奇妙な幻術で人々の顔から暗雲を払い、久しぶりの喜びを周囲に撒き散らしたが、これが死神の怒りを大いに買うこととなった……
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