1981年9月、イタリア第11回ジッフォーニ国際児童映画祭に出品された作品。
風薫る穏やかな午後、赤頭、黒頭、緑頭の三羽のアヒルの子は、ミミズをからかったり蝶々を追いかけたりして、楽しそうに遊んでいた。しかし、うっかり居眠り中の子猫を起こしてしまい、怒った子猫に追いかけられて逃げ場を失う。そこに廃棄された煙突を見つけた三羽は機転を利かせて中に潜り込んだ。子猫も後を追おうとしたが、体が太りすぎていて入れず、仕方なく外で待ち構えることに。やがて煙突から出てきた三羽は、全身真っ黒なアヒルに変わり果てていた。それを見た子猫は驚いて逃げ出し、三羽は大笑い。子猫が去ったのを確認すると、三羽の黒アヒルは澄んだ湖へ向かい、何度も水に潜ったり遊んだりするうちに、元の赤頭、黒頭、緑頭の可愛いアヒルに戻ることができた。こうして三羽の小さなアヒルは、自分たちの知恵で楽しい午後を過ごしたのであった。
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