アニメタイトル:「機知に富んだ山羊」
本作は中国の民間説話を原作としています。
ある山羊が虎に出会い、虎の洞穴に逃げ込みました。洞内に残っていた骨を外へ投げ捨て、虎が入ってくるのを防ごうとします。虎はその様子を見て不思議に思い、洞の中でこんなに大量の肉を食べているのはいったい誰だろうと考えました。山羊は虎がためらっているのを見て、わざと骨をガリガリと擦る音を立てました。虎は少し怖くなりました。山羊は、いつまでも洞に隠れているわけにはいかないと考え、骨を一本くわえて洞から飛び出し、虎に向かって言いました。「私は山の大王で、虎を専門に食べる者だ」と言いながら、二本の角を岩にぶつけると、キラキラと火花が散りました。虎は怖くなって後ずさりし、大きな石にぶつかって倒れてしまいました。その石がちょうど虎のしっぽを押さえつけ、虎が必死にもがくとしっぽが切れてしまいました。虎は山の大王に食べられたのだと思い、慌てて逃げ出しました。
虎は狐に出会い、経緯を説明すると、狐は「あれは山羊だ」と言い、二人で一緒に山羊を探しに行きました。山羊は、今回は逃げられないと思い、再び一計を案じます。山羊は偉そうに構え、大声で怒鳴りつけました。「狐よ、お前に三匹の虎を連れて来いと言ったのに、なぜ一匹しか連れて来ないのか?あとの二匹はどこだ?」虎はこれを聞き、もう二度と狐の言葉を信じようとせず、すぐに逃げ出しました。
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