タイトル:「金のイヤリングと鉄の鍬」
ヤオ族の農民である柯里とその母親は、悪徳地主の搾取と圧迫を受け、貧しい生活を送っていた。ある日、通りすがりの老人が柯家の門前で倒れ、柯里は家に残っていた唯一の餅を老人に与え、さらに老人を家まで送り届けた。老人の娘は一対の金のイヤリングを外し、それを二つの金の錠に変えて柯里に贈った。柯里は彼女の指示に従い、万宝山へと向かい、石の洞窟の扉を開けると、中には多くの金銀財宝が輝いていた。柯里は財宝には手を出さず、ただ一つの石臼を持ち帰った。家に戻ると、石臼を回すとたくさんのトウモロコシが現れ、柯里はそれを農民たちに分け与えた。しかし、悪徳地主の陶大爺が石臼を奪い取ってしまった。ところが、陶の手にかかると石臼は二度も回さないうちに壊れてしまった。
陶はさらに、柯里が洞窟から一本の木杵を持ち帰り、石臼で搗くと大量の米が現れることを知った。彼はその木杵も奪い取ったが、木杵は陶の手にかかると綿のように柔らかくなり、何も生み出さなかった。陶は怒って手下を連れ、柯里に洞窟へ案内するよう強要し、数袋の金銀財宝を詰め込んだ。柯里にはただ一つの鍬を与え、彼を洞窟の外へ追い出した。すると突然、洞窟の扉が閉まり、陶と手下たちは中で命を落とした。柯里が家に戻り、その鍬で畑を耕すと、半日も経たないうちに畑には成熟した作物が一面に生い茂った。あの通りすがりの老人の娘は柯里と結婚し、それ以来、柯里と農民たちは幸せな労働生活を送るようになった。
本作品は、王女の愛情への忠誠を力強く称え、階級調和を宣伝している。1957年に展開された「反右派闘争」と、その後続く「階級闘争を綱とする」方針とは相容れないものである。
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