「世界名作劇場」路線を手がける日本アニメーションが名作ものの別路線を開拓。本作は『シートン動物記』の一編「タラク山の熊王」を原作としている。およそ100年前の北アメリカにある大自然の山のふもと。このタラク山に生息する熊王こと灰色熊のピントーが双子の兄妹熊を生んだ。春になり、表に顔を出すようになった兄妹の子熊はインディアンの少年ランと出会う。親熊から人間に注意するよう諭されていた兄妹熊だったが、ランの優しさに触れ、さらに兄熊はジャッキーという名をつけてもらうのだった。やがてランは妹熊にもジルと名づけ、楽しい日々を過ごすかに思えたが、ランの父親ケルランは熊が人間になれてしまうことを疑問に思いはじめる……。本作は、劇場用作品の名編『長靴をはいた猫』でビジュアル面を構築した名アニメーターの森やすじ(森康二)がキャラクターデザインなどを担当。放送後数十年を経ても可愛らしい容姿のジャッキーらを愛するファンは多い。
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