『シンジン豆』は、一粒の豆が「修行して仙人になる」物語です。神経と仙人が紙一重の「豆界」で、本来なら仙人になれるはずの豆が俗世の豆たちから神経病扱いされ、精神病院「精神豆院」に閉じ込められ治療を受けることになり、まさに一粒の「シンジン豆」となってしまいます。豆たちが皆狂ったこの精神豆院で、「老頑童」のようなシンジン豆は初心を忘れず修行を続けますが、院長や看護師から見れば、シンジン豆は単なる精神病の典型でしかありません。院側の「治療」とシンジン豆の「治療放棄」のせめぎ合いの中で、短編は次々と笑いと狂気に満ちた物語を繰り広げていきます。
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