浄土真宗の開祖である親鸞を主人公にその生涯を綴った全6部のOVAシリーズ。およそ1時間10分もの本編時間を刻む第1部をはじめ、最長の約1時間50分で製作された第4部など、各巻で1~2時間近くにおよぶ壮大な物語が描かれている。
平安時代の末期。九歳で出家した比叡山天台宗の僧・松若丸こそ後の親鸞である。恩師の法然上人源空との出会いにこころをうたれた親鸞。彼はやがて三十一歳になり、仏教において禁忌とされている肉食妻帯の教えを犯す説法を説いた……。
本作の監督はサンリオアニメ作品の演出などで知られる大庭秀昭が担当。前述のように親鸞聖人の幼少時から晩年を描いている本作だが、20~30歳時代の屋良有作、40~60歳ごろの高橋幸治、60~80歳時代の麦人そして80~90歳の柴田秀勝ら数人によって演じ分けられているのも特色のひとつ。この最終巻である第6部には、日本で珍しいプレスコ方式(先に録音した声優の演技に合わせ、作画を行う)も取り入れられていた。
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