物語の舞台はポリネシアのモトヌイ島。首長の娘「モアナ」の祖母タラが子供たちにある伝説を語っている。世界の始まりは広大な海だけだったが、海の母「テ・フィティ」が現れ、すべてを創造した。人々は自然の女神テ・フィティを崇拝し、彼女はニュージーランド翡翠を心臓と力の源として海に命をもたらした。しかし、悪者がテ・フィティの心臓を盗み、万物を創造する力を手に入れようとした。風と海を操る変身半神で、魔法の釣り針を持つ半神「マウイ」は大海原を越えてテ・フィティの島に辿り着き、見事に彼女の心臓を盗み取った。マウイが逃げる途中、同じく心臓を狙う悪魔「テ・カ」に遭遇し、空中から撃ち落とされ、そのまま姿を消した。ある日、心臓を失ったテ・フィティは崩壊を始め、恐ろしい闇を解き放った。彼の魔法の釣り針もテ・フィティの心臓と共に海の底へ沈んでいった。
それから千年が経った今も、テ・カと他の悪魔たちは未だにあの心臓を探し求めており、影に潜む闇は広がり続け、島々の命を枯渇させ、世界を崩壊へと導いている。海はモトヌイ島の首長トゥイの娘モアナを選び、心臓をテ・フィティへ返す使命を託した。しかしトゥイとモアナの母シナは、彼女を海から遠ざけ、島の首長となる準備をさせようとする。十六年後、島を枯死病が襲い、植物は枯れ、漁獲高は激減した。モアナは島のサンゴ礁を越えて魚を探し、何が起きているのか知ることを提案するが、トゥイはそれを禁じる。モアナはサンゴ礁を乗り越えようとするが、大波に飲まれ、モトヌイ島の難破船へと戻されてしまう。
その日の午後、モアナの祖母タラは彼女に秘密の洞窟を見せ、彼らの民が航海者であったこと、マウイがテ・フィティの心臓を盗むまで海を渡っていたことを明かす。テ・フィティの心臓がなくなると、海は安全ではなくなり、人々は航海をしなくなったのだ。タラ祖母は、テ・カの闇が島々を蝕んでいるが、もしモアナがマウイを見つけてテ・フィティの心臓を返させれば、海を甦らせられると説明する。タラは海からテ・フィティの心臓を受け取り、これが民を救う唯一の方法だと言ってモアナに手渡した。彼女は父の元へ行き、祖母の話を伝えるが、父は耳を貸さず、島を離れたいという彼女の言い訳だと考えた。その後、タラは病に倒れ、最期にモアナにマウイを探しに行くよう告げる。
モアナはヒヒのヘイヘイと共に洞窟からカマカウ(双胴船)で出航するが、台風の中で波に船を転覆され、気を失う。翌朝、彼女はマウイが住む小さな島で目を覚まし、そこで自らの功績を誇るマウイを見つける。彼女はマウイに心臓を返すよう求めるが、マウイは彼女の注意をそらし、洞窟に閉じ込める。彼は彼女の船を盗んで逃げた。洞窟から脱出した後、海はモアナを船に戻し、マウイと対峙させる。マウイはしぶしぶ彼女を船に乗せた。二人はココナッツ海賊に襲われるが、ヘイヘイが心臓を飲み込んで海賊に連れ去られる。しかしモア
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