レイアン・ラーキン(Ryan Larkin)はカナダの著名なアニメーション作家であり、彼が制作した『牧神の午後』、『Walking』、『StreetMusique』は今なおアニメーション史において重要な地位を占めている。しかし、壮年期にさしかかった頃、レイアンは生活と自身の内面からの様々な衝撃に直面する。一方では評論家の束縛から逃れたいと願い、他方では自らのインスピレーションが枯渇したと感じていた。かつての巨匠は路上に転落し、物乞いとして生きることを余儀なくされる。同じく映画作家であるクリス・ランドレス(Chris Landreth)は偶然レイアンと出会い、似た境遇にあったことから、彼についてのアニメーション・ドキュメンタリーを制作することを決意する。同時に、この落ちぶれた巨匠の復活を願っていた。レイアンはその依頼を拒否し、3年後に彼はこの世を去った……
本作は2005年アカデミー賞短編アニメ賞、2004年カンヌ国際映画祭コダック短編賞および若手批評家短編賞、2004年オタワ国際アニメーションフェスティバル大賞、2004年パームスプリングス国際短編映画祭審査員賞最優秀アニメーション賞を受賞した。
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