16世紀、ルネサンスの華咲く都市フィレンツェ。貴族の娘アルテは、芸術家となり文明の革新に貢献することを夢見ていた。しかし父の死により、彼女の芸術への情熱を理解する唯一の人物を失ってしまう。今やアルテは、家名を汚すことなく高貴な夫人として生きることを期待されていた。運命に抗うように、気性の強いアルテは弟子入りできる工房を求めて街へ足を踏み入れる。
師を求める旅路でアルテは、女性芸術家という理由で酷く疎まれるという現実に直面する。女性に優れた技量はないと誰もが信じており、彼女を受け入れる者はいなかった。幸運にも、名高い工匠レオが、どうせ弟子はいないからと、しぶしぶ彼女を弟子にすることに同意する。こうして、アルテの貴族としての安逸な生活は遠く離れた、新たな人生が始まる。見習いとして生計を立てながら、一人前の工匠となる過酷な道のりで、様々な困難に立ち向かわなければならない。
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