イクタ・ソロークは、人生で欲しいものは腕の中の女性と昼寝の場所だけだという、気楽な青年である。しかし、カトヴァルナ帝国と隣国キオカ共和国との間に戦争が勃発したことで、彼の平和な生活は失われてしまう。幼なじみのヤトリシノ・イグセムと共に将校として軍に入隊したイクタは、軍試験会場へ向かう船上で、歩兵のマシュー・テトジリチ、狙撃兵のトルウェイ・レミオン、衛生兵のハローマ・ベッケルと出会う。
しかし、突然の暴風雨で船が沈没したため、五人は敵地近くの軍前哨基地に流れ着く。そこで彼らは、カトヴァルナ皇国の皇女、シャミーユ・キトラ・カトヴァンマニニクが囚われの身となっていることを知る。五人で彼女を救出した功績により、彼らはそれぞれ帝国騎士の称号――軍人として最高の栄誉の一つ――を授けられる。平穏な生活を夢見ていたイクタだが、望まぬ英雄となるため、その夢はしばらく脇に置かねばならないようだ。
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