数年前、陸上自衛隊の戦車小隊が東南アジアの某所で襲撃を受け、隊長の柘植行人を除き全滅した。
時は現在に戻り、湾岸大橋が突如爆発し、民間に一時的なパニックが広がる。自衛隊調査部を名乗る荒川茂樹という男が後藤と南雲を訪ね、今回の事件は正体不明の戦闘機によるミサイル攻撃によるものだと真実を告げる。同時に、彼は長く行方不明となっていた柘植行人が最大の容疑者だと考える。後藤たちが松井に調査協力を依頼している最中、日本各地で空襲の誤報が相次ぎ、その多くが東京圏を標的としていた。これにより軍隊と警察などの機関は互いに対立し、対応に窮する状況に陥る。未然に防ぐため、政府は自らに忠実な一部の自衛隊を東京に派遣する。
松井のたゆまぬ努力により、ついに柘植行人の手がかりが掴まれる。南雲もまた、かつての恋人が今回の騒乱の首謀者であることに気づく。しかし、荒川の介入により、柘植行人は南雲と再び接触することなく、闇の中に完全に姿を消した。
ついに恐怖の前兆が現実となる:東京の通信システムが突然完全に麻痺し、市内各所に駐留する部隊は盲人の如く、有効な行動がまったく取れなくなる。その時、毒ガスを満載した巨大飛行船が、無防備なこの都市に接近していた……。
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