二人の凍りついた心は、雪の降らない東京の夜空で、ゆっくりと溶けていく。
ラブコメディは、特別でいて平凡なクリスマスに、再び幕を開ける―
副会長・四宮かぐやと生徒会長・白银御行は、秀知院学園の生徒会で出会い、長い恋愛頭脳戦を経て、ついに互いの想いを伝え、「奉心祭」で初めてキスを交わした。
しかし、二人はまだ明確な告白をしておらず、恋人になると思いきや、曖昧な関係を保ったまま、むしろお互いをより意識するようになっていた。
そんな二人が迎えるクリスマス。「完璧であろう」と願う白银と、彼の「不完全さ」を追い求めるかぐや。これは、天才たちのごく「普通」な恋物語である。
ファーストキッスは、終わらない―
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